原発事故調査委 すばらしい人選!!

原発事故調委員に柳田邦男氏ら…政府発表
(読売新聞 - 05月27日 19:48)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110527-OYT1T00922.htm



原発事故調査委員に柳田邦男さんが入ったということを聴いて、本当に感動した。

九大の吉岡斉先生が入っているところも素晴らしい。

菅政権は本当に、本気で徹底した従来の原発行政のありかたにメスを入れるつもりだ。
その意志が明確にこの人選に現れている。

本当に、素晴らしい人選だと思う。

柳田さんは、4月18日付の西日本新聞の夕刊に、柳田邦男さんの「原発情報無策を問う 納得できる説明急げ」という文章を寄稿しており、その中でも、

「なぜこのような原子力政策がまかり通ってきたのか、第三者機関による徹底検証が必要だ。」

と主張しておられた。

また、五月号の『文藝春秋』の中で、柳田さんは『<想定外>か?――問われる日本人の想像力』という文章を寄稿して、独立した第三者委員会の設立を主張されていた。

独立した第三者委員会を設立し、従来の原子力行政について徹底的な検証を行うこと。

柳田さんのこの提言は、今の日本に最も必要なことだった。
原発利権にメスを入れ、本当に日本のエネルギー行政のありかたを見直し、新しい安全な日本を目指すためにも、独立した第三者委員会の立ち上げこそが不可欠だ。

私も、先月、首相官邸のHPから、従来の原子力行政を徹底検証する独立した第三者委員会の設立を求める文章を、柳田さんの文章を引用して意見投稿した。

それからすぐ、菅首相原発事故調査委を立ち上げると明言し、とてもうれしかった。

ついにそれが実現、発足となった。

人選は、原発維持推進派を排除する人選を目指すと述べられていたが、柳田さんや吉岡先生がメンバーに加わったことで、本当にその方針が本気だったこと、菅首相原発行政にメスを入れることへ本腰を据えていることが内外に明らかになった。

心ある国民は、この人選をきちんと評価し、積極的に支持し、従来の原子力行政へのメス入れを注意深く見守り、柳田さんや吉岡先生や菅首相を強く支持すべきと思う。

こうした動きを主張し進めようとしているのが誰なのか、妨害し邪魔をしようとしているのがどのような勢力で人々なのか。

そのことを国民はよくよく弁え、注視すべきだろう。