2011-01-24 金子みすず 「ぬかるみ」 文学 金子みすずの「ぬかるみ」という詩に、深く胸を打たれた。この詩は、浄土真宗だなぁ〜っと思う。煩悩のぬかるみのこの私の心に、如来のお悟りが御念仏となって映る。もちろん、浄土真宗に限らないでもいいのだけれど、真宗の世界に慣れ親しんでいる人にはピンと来る。 すばらしい詩だと思う。ぬかるみだが、すんだ空でもある。 人の心の尊さは、そこにあるのだと思う。