金子みすず 「ぬかるみ」

金子みすずの「ぬかるみ」という詩に、深く胸を打たれた。

この詩は、浄土真宗だなぁ〜っと思う。

煩悩のぬかるみのこの私の心に、如来のお悟りが御念仏となって映る。

もちろん、浄土真宗に限らないでもいいのだけれど、真宗の世界に慣れ親しんでいる人にはピンと来る。
すばらしい詩だと思う。

ぬかるみだが、すんだ空でもある。
人の心の尊さは、そこにあるのだと思う。