- 作者: 山本仏骨
- 出版社/メーカー: 法蔵館
- 発売日: 1988/12
- メディア: 単行本
- クリック: 17回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
本当にすばらしかった。
読みながら、歓喜胸に満つ。
これほどすばらしい本を、読める環境にありながら、今まで読んでいなかったことが残念だが、今めぐり合うことができて本当に良かった。
浄土真宗の神髄と思う。
浄土真宗の信心とは何か、光明とは何か、念仏生活とは何か、明晰に明瞭に教えられる。浄土真宗とは何かを知りたい人は、これを読むのが最も良いかもしれない。
「浄土の影をうつす」私も心がけようと思った。
名号のおいわれを、ただただよろこび味わい讃嘆するばかり。
しっかし、amazonで検索してみると、山本仏骨の著作のすべてが絶版で中古でしか手に入らないとは、どういうことだろう。
こういうすばらしい珠玉の宝のような本こそ、安価に一般に流布されるべきなのに。
有象無象のどうでも良い本は山のように書店にあるというのに。
末法の世ということだろうか。
一巻は正信偈についての講話。
正信偈について、とても味わい深かった。
二巻と三巻は、さまざまなテーマについて、とても素晴らしい法話集だった。
繰り返し味読したい、すばらしい本だった。