国のイメージ年齢、日本は唯一「50代」で最高齢＝調査
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-18644020101215
昔、マッカーサーはアングロサクソンやドイツが四十五歳ぐらいの成熟した民族なのに対し、日本は十二歳の少年だと言った。
それに比べれば、五十代と評されるということは、日本も成熟したと言えるのだろうか。
日本はすでに高度経済成長を成し遂げ、近代成熟社会とでも言うべき段階の社会であることは確かで、その点で言えば、中国やインドの目下成長中の社会に比べれば、年をとっている部分もあるのかもしれない。
ただ、五十代と言われる理由が、
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日本のイメージ年齢が高いことについて、回答者の多くは、国としての方向性や気力を失い、過去の栄光の記憶にすがって生きていることなどを理由として挙げている。
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ということでは、なんとも困ったものである。
国としても、素敵に年をとり、本当に成熟した大人の魅力のある文化や社会として、五十代とみられるといいのだけれど。
ちなみに、これはあくまで私の印象論なのだけれど、日本はあんまり社会や人の生き方として大人で成熟しているという気はしない。
イギリスなどを見ていると、お年寄りが公園のベンチで本当に良い表情でのんびり夫婦で過ごしているのを見ると、なんというか、大人な国だなあという印象を受けた経験がある。
フランスなども、のんびりとカフェや公園で過ごしている人々を見ていると、大人な国だという気がした。
日本は、どうもせっかちで、万事神経過敏なことを考えると、あんまり大人な社会ではない気もしてくる。
良い意味で、本当の成熟した社会を目指すと、日本も良いのではなかろうか。
