箴は鍼なり

言志四録を読んでいたら、「箴は鍼なり」という言葉があった。

つまり、箴言や格言というのは、心に対する鍼灸や針みたいなもの、ということだろう。
身体の具合が悪い時に、針や灸をすると回復するように、心の不調を治したり元気づけるのには箴言格言が良い、ということだろう。

なるほどなぁと思う。

精神の活力や健康のためには、常に良いことばや格言箴言に触れておくことが大事なのかもしれない。
特に心が疲れていたり苦しい時には、なおのこと。

聖書の箴言やシラ書などは、特に拳拳服膺すべきものであろうか。