今日は

今日は、「主われを愛す」という歌を聖書の勉強会で歌った。
前も一回歌ったことがあり、あらためて良い歌だと思った。


http://www.youtube.com/watch?v=tASAXBwao3k


二十世紀のドイツを代表する神学者のバルトは、膨大な著作を書いている人なのだけれど、アメリカに行った時に、「あの膨大な著作でおっしゃっていることを一言で言えば何ですか?」という質問を受けたそうだ。
その時に、バルトは、この「主われを愛す」という讃美歌のことについて触れて、このタイトルだと答えたそうである。


あと、この歌は、昨年の大河ドラマの『八重の桜』の中で、新島襄が最初に八重と出会ったころ、学校の教室で女学生たちに讃美歌を教えるシーンがあり、その時に教えていた讃美歌である。


また、今日、「君は愛されるために生まれた」という歌も教えてもらったのだけれど、これも良い歌だと思う。
もともと韓国の牧師さんがつくったキリスト教の歌だそうである。


http://www.youtube.com/watch?v=BCZ5LSc3hUE


勉強会で、ロマ書の九章の終わりのあたりから十章にかけてで、人の義ではなく神の義という事に関してで、あらためて味わい深かった。
ルカの十八章の九節から十四節にあるように、結局は信仰によってしか救われない。
それが福音が明確に説き明かしていることなのだろう。
神の愛に気付くか、気づかないか。
そして気付くというのも、本当に奇跡なのだと思う。