絵本 「せかいいちおおきなうち」


人生の深遠な真理を語っている、すごい絵本だった。

これを小さい頃に読んで心にとめた子は、賢い大人に育つだろう。

大きすぎる家を持つと、かえって身動きがとれず、身をほろぼしてしまう。

身軽に、すぐに動けるだけの、必要な程度のものしか欲しないこと。
持っているものに満足すること。

少欲知足の大切さと、大きすぎる財産や執着はかえって身を滅ぼすことを、わかりやすく考えさせてくれる名作と思う。