絵本 「てぶくろをかいに」

てぶくろをかいに (おはなし名作絵本 4)

てぶくろをかいに (おはなし名作絵本 4)


この絵本、実は私が幼い時に、家にあって、よく親が読んでくれた。

というわけで、とてつもなくなつかしい一冊。

ほとんど忘れていたのだけれど、あらためて読んでみると、なんともあたたかな、やさしいぬくもりのある話だと思う。

誰もがこのようなやさしさや思いやりを忘れず、持ち続け、育てていくことができれば、世の中はきっともっとまともなものになるのだと思う。
そういう新美南吉の願いを、ずっと子どもの頃から経った今は、ひしひしと感じざるを得ない。