絵本 「勇気」

勇気

勇気


とても良い勇気だった。


大きなこと、あるいは小さなこと。
日常のさまざまな場面で、一歩踏み出し、自分から勇気を出すことを、わかりやすく描いてあって、大人もあらためてなるほどーっと思うし、さわやかな感動を与えられる一冊。


翻訳は日野原重明さんがしている。
道理で、良い訳だった。
英語の原文も付記されているので、子どもの英語の勉強にもいいかもしれない。


もう少し勇気を出せば、自分の人生も、世の中も、どれだけ良くなるかわからない。
少なくとも、のちのち後悔しないで済むことはずっと多くなるだろう。
この絵本はアメリカで大きな反響があり、とても多くの人が手に取って読んだらしいが、日本にこそ、訳者の日野原さんが言うとおり、ぜひ多くの人に読まれるべき本と思う。