- 作者: E.T.A.ホフマン,いせひでこ,中井貴惠
- 出版社/メーカー: ブロンズ新社
- 発売日: 2008/10/01
- メディア: 大型本
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チャイコフスキーの曲は知っていたけれど、いまいちストーリーをはっきり知らなかった。
この絵本は、簡潔にくるみわり人形のストーリーをまとめてくれていて、なかなか良かった。
絵はいせひでこさんで、いつもながら本当に良い絵と思う。
ただし、原作に比べてかなりはしょってあるのは確か。
- 作者: E.T.A.ホフマン,ロベルトインノチェンティ,Ernst Theodor Amadeus Hoffmann,Roberto Innocenti,金原瑞人
- 出版社/メーカー: 西村書店
- 発売日: 1998/12
- メディア: 大型本
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こちらの方は、ホフマンの原文に、ロベルト・インノチェンティの絵がついた、かなり長い大きな絵本。
ダイジェスト版にはない細部や展開があって、とても面白かった。
本当、めくるめくような幻想と現実の交錯で、とても面白い作品だった。
お菓子の国の描写は、まるで浄土経典の浄土のようで、しかもそれは主人公の心だというなかなか深遠な作品でもある。
相手の外見にとらわれない、真実の愛の大切さを説くストーリーもとても良いと思う。
また、いつものことながら、ロベルト・インノチェンティの絵が本当にすごいと思う。
両方とも、すばらしい絵本だと思う。