自分に言い聞かせてみる言葉

自分に言い聞かせてみる言葉


俺の人生しくじったかなぁ。。。

と気弱になる時もある。

そういう時は、まだまだこれから、大丈夫大丈夫、と自分に言い聞かせてみる。


これから先、何か少しは良いことあるかなぁ。。

と、気弱になる時もある。

生きてれば必ずある、と自分に言い聞かせてみる。


世の中のたいていの人が自分より幸せに見える時もある。

どの人もそれぞれに苦しみや悩みを抱えているし、自分の人生にも多くの幸せがあるということを、それぞれもっと意識してみる。


世の中や、世の中の人々が馬鹿げて見える時もある。
他人から見れば、自分もその馬鹿なひとりだし、五十歩百歩で同じ凡夫だということを思い直してみる。


人生いろいろあるが、七回転んだら、八回起き上がればいいだけ。


無駄に年とったなぁ、と思う時は、人生に無駄な時は一寸もない、すべては尊い時間であったし、その分しっかり生き抜いてきた、と思い直してみる。


世の中の順調なルートから自分がはずれている気がする時もある。

そんな時は、人それぞれ人生の軌道は違っており、その人にとって適切な軌道があるし、これからいくらでも道は自分次第で切り開くことができると思ってみる。


なんで俺だけ彼女がいないんだという気になる時もある。
その時は、今は三十代男性の未婚率は三分の一強、彼女いない率は一説には八割、俺も昔は彼女がいた時期もあったんだし、この世の人口の半分は女性なのだから、そのうちまた良い出会いや縁もある、と言い聞かせてみる。


お金が欲しい、と思う時は、とりあえず三度の食事と寝る場所はあって、いろいろ文化的な生活もしているし、必要な分だけはぎりぎりあるのだから、まずは満足できると言い聞かせてみる。


俺も随分苦労してきたがいまいち報われないなぁ、と思う時は、まだ報われる前の努力の途中の道だと、また二宮金次郎新井白石福沢諭吉に比べて自分は努力したとはたして言えるのかと、思い直してみる。


世の中がどんどん悪くなっていくような、下り坂な気がする時がある。

日はまた昇る、と言い聞かせてみる。


生きててなんか意味があるのかなぁ、という疑問が湧く時がある。

意味があるようにするためにがんばって生きていたら、しばらく経って振り返った時に、それが意味のある人生だったことになる、だからこそ、意味あることを今しよう、と自分に言い聞かせてみる。


将来への焦りで頭も体もガチガチになって、プレッシャーに押しつぶされそうな時もある。

その時は、本当に現実にあるのは「いま、ここ」のみで、いまできることに集中すれば良い、先のことは先の自分が考えればいい、と考え直してみる。


過去のことを後悔して、ああすればよかった、こうすればよかった、どうして楽しいことは続かないのだろう、と思う時もある。

その時は、世の中無常で、過ぎ去っていくのは誰も避けられないし、その時はその時で自分も人も懸命に生きたのだろう、その結果であれば、潔く諦めて、良くない部分は以後の改善に生かすことに決めたら、あとは良かったことに多く意識を向けよう、と自分に言い聞かせてみる。


自分の人生は不幸だ、という気がする時がある。

その時は、単に腹が減っているだけじゃないか、単に視野が狭くなっているだけじゃないか、単に疲れているだけじゃないか、それは事実か?まずは自分が感謝すべきことや持っているものや与えられているものを五つ以上数え上げてみろ、と問い直してみる。


間に合わない、と思う時は、

それは本当か?まだ間に合うぞ、間に合うようにできるぞ、できるようにするためには何をしとけばいいと思うか?と自分に言い聞かせてみる。


人間だから、いろんな思いは当然襲ってくるし、浮き沈みはあるものの、要は流されるに任せず、適当な舵をとることができることが、「自分に言い聞かせてみる」技術を持っている場合の、良い側面なのだと思う。