ある民族楽器に伝わる哀しい民話
http://www.sinkan.jp/news/index_2721.html?link=all
スーホの白い馬、なつかしいなぁ。
小学生の時に、絵本で読んで、とても心動かされた記憶がある。
つい最近、この新しいヴァージョンのスーフの白い馬の絵本を、うちの母が親戚のいま小学生の子に贈ったらしい。
そうやって、名作というものは、幾世代にも渡って受け継がれていくのだろう。
にしても、小学生の頃に読んだ絵本では、「スーホの白い馬」や「ごんぎつね」や「さよなら対馬丸」や「ちいちゃんのかげおくり」や「銀河鉄道の夜」などの、やたら悲しい絵本が多い気がする。
ひょっとしたら明るいのも読んだのかもしれないけれど、記憶にのこったのは、こうした悲しみを湛えた絵本だったということだろうか。
人生というものは基本的に悲しいものであり、人の心の深さというものはどれほど他人の悲しみに思いやりを持つことができるかどうかということを考えれば、小さい時にそうした絵本に恵まれるかどうかということは、とても大切なことのような気がする。