実は勝ち組だった「のび太」
http://www.sinkan.jp/news/index_1632.html
・めげない
・悪口を言わない
・誰にでもやさしくできる
・なんに対しても偏見がない
この四つが、「のび太メソッド」としてこの記事で紹介されている本には挙げられているそうだ。
なるほど〜!!
この四つは素晴らしいと思う。
確かに、これは人生において、最も大事なことだと思う。
人生において最も大事なことは、めげないことだろう。
また、人の悪口を言わないということは、仏教でも「不悪口」という戒律にもなっている。
優しさも人生においては最も大事なことだろう。
人の幸せを願ってこそ、自分も幸せになれる。
偏見がないということも大事なことで、自分の世界を狭めず、人に無用に悲しい思いや不快な思いをさせないためには、偏見を持たず開かれた心でいることはとても大事なことだろう。
しずかちゃんがのび太を選んだというのも、案外このあたりをよく観察していたからなのだろうか。
ただ、どらえもんの作中においては、のび太の「怠け」だけはいささかどうしようもない気がする。
上記の四つの良いところに加えて、怠けをなくすことができたら、ほぼ完ぺきな気がする。
たぶん、のび太が勝ち組に大人になってからなれたというのは、ある時点から怠けを消して努力家になったからなのではないかと、作品に語られない部分だけど推測される。
・めげない
・悪口を言わない
・誰にでもやさしくできる
・なんに対しても偏見がない
・怠けない
という五つのことが実践できたら、だいたい誰でもかなり立派な人間になるんじゃないかなあと思われる。
私も心がけんとなぁ。
(追記)
「私……、不安なの。うまくやっていけるかしら。」
と結婚を前にして不安がるしずかちゃんに対し、その父親が、
「やれるとも。のび太くんを信じなさい。
のび太くんを選んだ君の判断は正しかったと思うよ。
あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。
それが一番人間にとって大事なことなんだからね。
彼なら、間違いなく君を幸せにしてくれると僕は信じているよ。」
というシーンがあるらしい。
「人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる」
これこそ、人間にとって一番大切な、一番尊い心だろう。
仏教では、その心のことを「慈悲」と呼んで大切にしてきた。