二年ほど前、ドキュメントにっぽんの現場という番組で、「“派遣切り”と闘う〜東京・派遣ユニオンの1か月〜」という特集があっていた。
今は動画でも見れるようである。
(以下はその時の感想)
雇用だけでなく、命や生活を、まずはどうにかすることを、考えなければならない時代になった。
そう、番組を見ていて、切実に感じた。
派遣ユニオンの、関根秀一郎さんという方は、逞しい面構えの人だなあと見ていて思った。
毀誉褒貶、いろいろあるのかもしれないけれど、番組を見ていて、とても立派な人のように思えた。
しっかし、いつからこんな国になったのだろう。
ごくごく少数の心ある人が、ユニオンなどでがんばってるからいいものの、もはや生存権が本当に危機に瀕していると思う。
いつから、こんな国になってしまったのだろう。
派遣切りが猛威を振い、何万人という人が命や生活の危機に瀕して、なす術も知らない。
こんな国をつくるために、今まで日本人は、敗戦以来あくせくと働いてきたのだろうか。
もうちょっと、いいかげん、どうにか世直しをしないことには、あまりにも報われない、ひどい世の中になったものだと思う。
オランダ等の国に、失業保険や雇用のあり方を学ぶ必要もあると思うし、また、何よりも喫緊に、今現に命の危機に瀕している人に、もうちょっとどうにか保障や支援を打ち出す必要があるのだろう。
これが日本の現場か。
ひっどいものだ。
私も、労働問題や労働法をもっとちゃんと勉強しないとなぁ。