アブラハムものがたり―やくそくをしんじて 「聖書新共同訳」準拠〈旧約聖書〉 (みんなの聖書・絵本シリーズ)
- 作者: 日本聖書協会,藤本四郎
- 出版社/メーカー: 日本聖書協会
- 発売日: 2008/05/01
- メディア: 大型本
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アブラハムについて描いた絵本。
かわいい絵で、わかりやすかった。
絵でみると、夜空の星のようにあなたの子孫は増える、という神のアブラハムの約束は、あらためてとても美しく思えた。
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の三大宗教が、アブラハムはどれもとても尊敬し、大切に思っている。
私も小さい頃、アブラハムには不思議と心ひかれた。
最も素朴な形での、一神教のエッセンスが、アブラハムの生き方にあるので、長く多くの人々に慕われてきたのかもしれない。
大きな意味でいえば、アブラハムの物語に心惹かれるすべての人は、この時、アブラハムの目の前に見えた星のひとつのようなものなのかもしれない。
読んでいて、そんなことをあらためて思った。