絵本 「はるをはしるえぞしか」

はるをはしるえぞしか (いきるよろこび) (いきるよろこびシリーズ)

はるをはしるえぞしか (いきるよろこび) (いきるよろこびシリーズ)

とてもすばらしい絵本だった。

手島圭三郎さんの絵本はどれもそうだけれど、本当にあらためて、どの生きものも一生懸命生きているなぁと新鮮な感動を覚える。

えぞしかの親子も、群れからはぐれぬように、必死に雪の下の笹を食べ、力をつけて、春まで生き抜く。

いのちへのみずみずしい感覚やあたたかさに満ちた、名作絵本。