- 作者: 小学館,ラルース
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1985/12
- メディア: 単行本
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小さい頃、このシリーズの創世記をよく読んだ。
聖書をカラーの劇画にしてあるもので、聖書に忠実によくできている。
これは七巻のイエス・キリストの生涯を描いたもので、今日図書館で見つけたので読んでみた。
とてもよくできていて、あらためてイエス・キリストの事績に胸を打たれた。
読みながら、なんとかイエスの死を避けることはできなかったのだろうかと思えてならなかった。
もちろん、実際に避けられていたら、今のような形のキリスト教はなかったろうし、たぶんあのような形にならなければこれほどキリスト教が広まることもなかったのかもしれない。
しかし、これほど善い人が、このような死に方をさせられたのは、やっぱりなんとも気の毒な、悲しい出来事だったとあらためて思った。
子どもにも、大人にも、オススメの一冊である。