絵本 「鳥に魅せられた少年」

鳥に魅せられた少年―鳥類研究家オーデュボンの物語 (わくわく世界の絵本)

鳥に魅せられた少年―鳥類研究家オーデュボンの物語 (わくわく世界の絵本)


19世紀初頭のアメリカで、鳥の観察をし、鳥の帰巣本能を発見した、オーデュボンの物語。

当時、オーデュボンはまだ少年だったが、ともかく鳥が大好きで、鳥の観察ばかりして過ごしており、当時はあんまりはっきりしていなかった鳥の生態を観察に基づいて解明したそうだ。

また、大人になってからオーデュボンは、非常に精緻な美しい鳥のスケッチをたくさん残したそうである。

オーデュボンはもともとフランスの名門の家柄の子だったが、父親がナポレオン戦争に息子が巻き込まれないようにするために、アメリカに送ったそうである。

戦争で死ぬよりは、鳥を愛して、科学的な業績をあげるほうが、のちのちの人類を豊かにすることに貢献できるのかもしれない。

それに、人からはあまり理解されなくても、とことん自分が好きな道を究めると、そこから何かが出てくるのかもしれない。

それらのことを考えさせられる、良い一冊だった。