- 作者: 山本敏晴
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/06/01
- メディア: 単行本
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カンボジアの子どもたちに、「あなたの一番大切なものは何ですか?」という質問に、絵を描いて答えてもらい、その写真を集めた写真集。
それぞれに、家、国、平和、家族、花、森、仏様、自分など、とても良い笑顔と絵で答えてくれている。
中には、地雷で足を失った子もいるが、その屈託のない明るい笑顔に胸が痛む。
カンボジアは、傷ついた歴史を持ち、今も深く傷ついているからこそ、何が一番大切なのか、最も切実に考え、見つけている人々の国なのかもしれない。
どうかこれからは、平和で順調にいって欲しいものだ。
この本を読みながら、私も、自分にとって一番大切なものは何かと考えてみた。
私の場合、やっぱり親なのだと思う。
親に少しは孝養を尽くせるよう、努力していこう。