メモ

「逃げない、あきらめない、くさらない」


金光明王最勝経に、どうして釈尊は功徳があるのにわずか八十年の寿命なのかという問いに、ずっと生きていると人々が恭敬難遭・希有難遭の想い、つまりめったに会えない存在だという尊敬や貴重さの感覚を持たないからだ、と述べてあった。たしかに、「恭敬難遭」「希有難遭」の想いは大事かもなぁ。


金光明王最勝経によると、「南謨仏陀也。南謨達摩也。南謨僧伽也。南謨諸菩薩衆・独覚・声聞・一切賢聖。」と称えると、大きな功徳があるそうである。要するに、帰依仏・帰依法・帰依僧および諸菩薩・辟支仏・阿羅漢・あらゆる賢い人に帰命する、ということだろう。


「専心に三業を護り、深法を誹謗せず、一切智の想を作(な)し、慈心もて業障を浄めよ。」
(金光明最勝経 滅業障品第五)


「十方世界の一切衆生、現在に施・戒・心慧を修行する、我今皆悉く深く随喜を生ぜん。」
(金光明最勝経 滅業障品第五)


「勝法はよく生死の流れに逆らう。甚深微妙にして見るを得べきこと難し。有情は盲冥にして貪欲覆い、(勝法を)見ざるがゆえに衆苦を受く。」
(金光明最勝経 浄地陀羅尼品第六)


金光明最勝王経に、人間が自分の罪障を滅するためにはどうすればいいのか、ということについて、四つの方法があげてある。

わかりやすく、現代語で言うと、以下の四つである。

1、気づきを持って生き、悪い心を起さないこと。思い・言葉・身体から起こる三つのことをきちんと注意し、それらをよく守って生きること。
2、仏法を誹謗しないこと。自分にはよくわからない深い道理を誹謗しないこと。
3、悟りを求める心を起すこと。初心者・初学者であっても、悟りを求めること。
4、生きとし生けるものを慈しむこと。慈悲のこころを育てること。


なるほどーっと思う、とても納得のいくことだった。

金光明最勝王経は大乗経典だけれど、おそらくテーラワーダでも、この四つは全く問題のない、正当なことだと言われるのではなかろうか。


数知れぬ 青人草の 支えてぞ 真白き不二の 高嶺ありけり





『仏説最勝護国宇賀耶頓得如意宝珠陀羅尼経』
『仏説即身貧転福徳円満宇賀神将菩薩白蛇示現三日成就経』
『仏説宇賀神王福円満陀羅尼経』
『仏説大宇賀功徳弁財天経』
『大弁財天女秘密陀羅尼経』





金光明最勝王経が以下で自由にオンラインでPDFで読むことができる。
http://archive.org/details/kokuyakudaizky11tokyuoft
ありがたい世の中だ。



「上善如水」(老子


「知者楽水」(論語



勝手に選ぶならば、
福岡三文殊:飯森神社の文殊堂、若杉山の文殊院、城戸文殊堂。
福岡三弁天:名島弁財天、縁山畑厳島弁財天、岩窟弁才天
福岡三観音:呑山観音、雷山千如寺、東長寺
といった感じかなぁ。




電源車は、3月11日の夕方には東電から福島第一原発に向けて急派され、対応すべき指示が出された。
しかし、渋滞で現場にすぐに近づけず、ヘリによる輸送も重量のためにできなかった。

東電報告書24ページ <確保の状況と活用実績>A.当社所有の電源車
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu12_j/images/120620j0303.pdf

また、菅総理から、応急電源車の用意の指示は当時矢継ぎ早に出されていた。

そもそも、福島第一原発事故で問題なのは、タービン建屋の地下に非常用電源が設置してあり、浸水して使い物にならなかったことだ。
原子炉建屋の屋上や、あるいはその他の複数の場所に、ステーションアウトを想定して非常用電源を備えていれば、このような事態にはならなかった。

電源喪失に至ったことは、その時の官邸の対応の問題ではなく、それまでの長い東電と行政の津波対策の欠如が問題だった。