- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2009/06/03
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とても面白かった。
痛快なアクションものであり、かつ「恨」がよく描かれていて、韓国の歴史ドラマの中でも特に面白い作品だったと思う。
主役を演じるイ・ジュンギは、美形の上に演技力もすごくて、たいしたものだ。
別の歴史ドラマの「キム尚宮」の最後で、光海君を倒して国王になる仁祖が、この一枝梅だと邪悪な国王となっていて、史実はどうだったかは諸説あるのかもしれないが、あの仁祖が時が経つとこうなってしまったとは〜〜と思わされた。。
もちろん、一枝梅はフィクションだが、仁祖が自分の息子を毒殺したのは史実らしい。
(ただ、一枝梅の父親が仁祖の弟という設定は、フィクションのようである。)
韓国は、よく「恨」(ハン)の文化というけれど、一枝梅を見ていて、たぶん「恨」というのは、単に恨みを晴らすことではなくて、正義を貫くことと、自他ともに本当に救われていくことを模索するのかなぁと、見ていて思えた。
面白い作品だった。