2012-06-22から1日間の記事一覧

増支部経典 第二集 第十三 施品

増支部経典 第二集 第十三 施品 一、比丘衆よ、これらは二の施なり。 何をか二とす。 財施と法施なり、比丘衆よ、これらは二の施なり、比丘衆よ、この二施の中にて法施は勝れたり。 二、比丘衆よ、これらは二の供養なり。 何をか二とす。 財供養と法供養なり…

増支部経典 第二集 第十二 希求品

増支部経典 第二集 第十二 希求品 一、 比丘衆よ、信心ある比丘は希求するに、かくの如く正しく希求すべし、我は舎利弗および目犍連の如くあらん、と。 比丘衆よ、彼等舎利弗および目犍連は我の比丘弟子の秤なり、量なり。 二、 比丘衆よ、信心ある比丘尼は…

増支部経典 第二集 第十一 希望品

増支部経典 第二集 第十一 希望品 一、比丘衆よ、これら二の希望は断ち難し。 何をか二とす。 利得の希望と、活命の希望なり。 比丘衆よ、これら二の希望は断ち難し。 二、比丘衆よ、これら二人は世の中に得難し。 誰をか二人とす。 一は先に恩を施す人と、…

増支部経典 第二集 第十 愚者品

増支部経典 第二集 第十 愚者品 一、 比丘衆よ、これらの二は愚者なり。 誰をか二とす。 一は時来たらざるに荷を運ぶ人と、他の一は時来たりて荷を運ばざる人となり。 比丘衆よ、これらの二は愚者なり。 二、比丘衆よ、これらの二は智者なり。 誰をか二とす…

増支部経典 第三集 百十二

短いお経なので、タイピングしてみた。 如来と、如来の教えを教えてくれる人と、恩を知り深く恩を感じている人。 この三つのものは、めったに出遇うことはできない、という意味なのだろうけれど、簡潔だけれど、たしかに考えさせられる。 せめても、三番目の…