増支部経典 第三集 百十二

短いお経なので、タイピングしてみた。

如来と、如来の教えを教えてくれる人と、恩を知り深く恩を感じている人。
この三つのものは、めったに出遇うことはできない、という意味なのだろうけれど、簡潔だけれど、たしかに考えさせられる。
せめても、三番目の人になりたいと思う。
妙好人とは、要するに、三番目の人たちなんだろうと思う。



支部経典 第三集 百十二


比丘衆よ、世の中に三者の出現に遇うこと難し、何をか三とす。
比丘衆よ、世の中に如来・応供・正自覚者の出現に遇うこと難し、世の中に如来の説きたまえる法律を説く人に逢うこと難し、世の中に恩を知り、深く感ずる人に遇うこと難し。
比丘衆よ、世の中にこれらの三者の出現に遇うこと難し。