映画 「超高速参勤交代」

面白かった。
貧乏な小さな藩が、急にほんのわずかな日数の間に江戸に来るように言われて、苦労しながらいわれなき嫌疑を晴らすために急遽参勤交代するという話。
架空の物語ではあるけれど、弱小藩の苦労や悲哀がなかなか面白かった。
佐々木蔵之介が演じている殿さまが、飄々と、「移りゆく世を楽しく生きるのみじゃ」と言っていたセリフは、そのように生きれたらつまらない世も面白くなるのかもなぁとは思った。
人として役目を果たしながらも、あまり深刻にならず、できる限りのことはしつつも楽しく生きることがたぶん大切なことで、窮屈な江戸時代にもそういう大人はけっこう数多くいたのかもなぁと思う。
続編も最近できたとのこと。
いつか見てみたいと思う。