- 発売日: 2013/11/26
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世の中にこんな作品があったとは・・・。
なんだかもっともらしく、いかにもありそうな報道やドキュメントっぽいシーンを交えながら、全くの架空のエイリアンの隔離地区である「第9地区」を描いている映画。
単なるコメディかと思いきや、ヨハネスブルグ近郊が舞台で第9地区はスラム化しているという設定など、明らかにアパルトヘイトを諷刺している。
その他、いろんな世の中の不条理への諷刺が盛り込まれているようである。
ラストまで見ると、なんとも言えぬ気持がして、この先どうなったのかとても気になる。
人によって好き嫌いがとても分かれそうな作品だが、私はたまたま偶然知ることができてラッキーだったと思う。
人間、立場が入れ替わることを想定していないと、とんでもなく残酷になってしまう場合があるし、逆に同じ立場に立てば連帯できる場合もあるのだろう。