絵本 「サンジーバのまほう」

サンジーバのまほう (ジャータカ絵本全集)

サンジーバのまほう (ジャータカ絵本全集)

ジャータカの中の物語の一つ。

多くの学問を修め、なおかつ賢くなりたいと思い、魔法使いの弟子となった若者・サンジーバ。

ついに、おじいさんから、命をよみがえらせる魔法を教えてもらうが、使い方にはよく注意するように言われる。

はじめは、ひなが死んで悲しんでいた小鳥のために、ひなをよみがえらせてあげたり、善いことに慎み深く魔法を使う。

しかし、人に自慢したいと思い、ある時、他の人々がいるところで、みんなが止めるにもかかわらず、道端で死んでいた虎をよみがえらせ、自分が襲われて死んでしまう。

何か強力な力を得たとしても、それをコントロールするための自制や慎みがないと、かえって身を滅ぼしてしまうこともある。

そのことをあらためて考えさせられる、仏教説話だった。