絵本 「麦ほめに帰ります」

麦ほめに帰ります

麦ほめに帰ります


ロボットと、兵隊さんと、足軽

未来と、第二次大戦頃と、戦国時代の人が、時空を越えて、ある一本の大きなカシの木の下で出会う。

そして、一緒に、麦畑を収穫する。

彼らは皆、心を捨てることを拒否して、戦争の役に立たない存在としていのちを奪われてしまった人々だった。

幻なのか、夢なのか。

切なさと、本当に大切なものはなんだったのかを、痛烈に教えてくれる一冊だった。

名作絵本と思う。