絵本 「くまげらのはる」

くまげらのはる (極寒に生きる生きものたち)

くまげらのはる (極寒に生きる生きものたち)


くまげらは、冬の間、なかなかえさを見つけることができず、コツコツといろんな木にくちばしで穴をあけて、虫を探すそうである。

この絵本の主人公のくまげらも、厳しい冬に耐え、生きている様子が描かれる。

ついに春がやってきた時には、くまげらはよろこびの声をあげる。

メスのくまげらがやってきて、夫婦となり、二人で交替で木をつついて巣となる大きな穴をあける。

もう一冊の絵本の「くまげらのもり」と、どちらが先の物語で、どちらが後の物語なのか。
どちらと考えても、深い味わいがあると思う。