- 作者: 手島圭三郎
- 出版社/メーカー: リブリオ出版
- 発売日: 1999/12
- メディア: 大型本
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くまげらは、冬の間、なかなかえさを見つけることができず、コツコツといろんな木にくちばしで穴をあけて、虫を探すそうである。
この絵本の主人公のくまげらも、厳しい冬に耐え、生きている様子が描かれる。
ついに春がやってきた時には、くまげらはよろこびの声をあげる。
メスのくまげらがやってきて、夫婦となり、二人で交替で木をつついて巣となる大きな穴をあける。
もう一冊の絵本の「くまげらのもり」と、どちらが先の物語で、どちらが後の物語なのか。
どちらと考えても、深い味わいがあると思う。