絵本 「くまげらのもり」

くまげらのもり (北の森から)

くまげらのもり (北の森から)


くまげらは、木をくちばしでつついて穴をあけ、そこに巣をつくる。

くまげらのお父さんとお母さんが交替しながあ巣穴をせっせとつくり、そこに三羽のひなが生まれる。

古い根株に住んでいる虫を、せっせとくちばしで根株に穴をあけてつかまえて、親のくまげらはひなに運ぶ。

やがて、大きくなったひなは、少しずつ外に飛び立つようになり、はじめは臆病だったが、親のくまげらが見守ってくれている中で、自分で自由に、自分自身の力で生きていけるように育っていく。

という様子を、淡々と綴ってあって、良い絵本だった。