- 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
- 発売日: 2006/02/03
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北極圏のスヴァルバール諸島とランゲル島のシロクマの姿を映しているドキュメンタリー映画。
シロクマ、特にその子どもが本当にかわいい。
北極の自然の中でもしっかりといろんな生き物が生きている姿が健気にも美しい。
一方で、自然界は過酷で厳しいなぁとも見ていて思った。
また、19世紀以降、スヴァルバール島でシロクマが十五万頭以上も人間によって乱獲されたということや、その他の生きものも人間によって一時は絶滅の危機に追い込まれたという話を聞いて胸が痛んだ。
さらに、近年は工業用水に含まれた化学物質の汚染が北極圏にも広がり、シロクマの生態にも大きな悪影響を及ぼしつつあるそうである。
温暖化の影響で、ランゲル島の流氷も年々減っているそうだ。
なんとか良い自然環境を守り、シロクマが無事に生きていける地球であって欲しいなぁと、この映画を見て願わずにはいられなかった。