今井清吉 『運命と三世因果』を読んで

昨夜、近代デジタルライブラリーでたまたま見つけて、今井清吉『運命と三世因果』という本を読んだ。


明治の本だけれど、明晰に簡潔にとてもよく業や因果について書かれていて良い本だった。


ただで読めるし、多くの人に読んで欲しい良い本と思う。



http://iss.ndl.go.jp/books?locale=ja&repository_nos=R100000002&repository_nos=R000000004&repository_nos=R100000040&repository_nos=R100000039&repository_nos=R000000008&repository_nos=R000000033&repository_nos=R100000001&repository_nos=R100000003&repository_nos[]=R100000004&any=%E9%81%8B%E5%91%BD%E3%81%A8%E4%B8%89%E4%B8%96%E5%9B%A0%E6%9E%9C



それにしても、この今井清吉という人物、何者なんだろう?
ネットで検索してみたけれど、わからない。
居士、と書いてあるから、たぶん在家の人だったんだろうけれど、これほど深い領解を持っていたのによくわからないとは、不思議な人物だ。
仏教学者というわけでもないならば、在家で個人的に仏教について蘊奥を究めた人物だったのだろうか。