犬とオオカミの時間


テレビであっていて、ついつい一話を見たら、続きが気になって全十六話を見てしまった。

話自体はかなり荒唐無稽なはずなのだけれど、イ・ジュンギの圧倒的な目力と演技力で、絵空事のはずの物語が真実味を吹き込まれており、とてもスリリングなドラマになっていた。
イ・ジュンギはたいしたものである。

にしても、人生というのは、多かれ少なかれ、無明の闇に覆われ、自分でも知らないうちに罪を重ねてしまうものなのかもしれない。
ふとそんなことも考えさせられた。

理屈抜きで楽しめる娯楽作品と思う。