文学

"Pacigo" KANEKO Misuzu ("Reconciliation") 「なかなおり」 金子みすず

“Pacigo”(KANEKO Misuzu) (Espearnto) La trotuaro de Renge-soj(Astragalus sinicus), inter grenkampoj, en printempaj nebuletoj, La knabo staris tie. La knabo havis Renge-sojn, Mi estis kolektanta Renge-sojn. Mi trovis ke la knabo ridetas, Mi …

金子みすず 「ぬかるみ」

金子みすずの「ぬかるみ」という詩に、深く胸を打たれた。この詩は、浄土真宗だなぁ〜っと思う。煩悩のぬかるみのこの私の心に、如来のお悟りが御念仏となって映る。もちろん、浄土真宗に限らないでもいいのだけれど、真宗の世界に慣れ親しんでいる人にはピ…

金子みすず 「草の名」

金子みすずの詩集をぱらぱらっとめくっていたら、「草の名」という詩にも心打たれた。これって、まさに草莽の精神をうたった詩ではなかろうか。人の知らない草の名を、いくつも探し、見つけていくこと。金子みすずも、長い間、世に忘れられ、埋もれていたの…

金子みすず 「 花のたましい 」 を読んで

金子みすずは浄土真宗の御法義の深い人だったそうだ。 このように、己の命を生ききって、なきがらさえも世の人のために使い尽くし、そして浄土に生まれていくというのが、人としての本懐であり、念仏者の生き様というものなのだろうと思う。

川上音二郎・貞奴物語

先日、テレビで劇の「川上音二郎・貞奴物語」の中継があっていたのを録画していたので、今日見た。 http://www.active-hakata.com/otojiro/ いやぁ〜、面白かった。 川上音二郎は、明治に破天荒な人生を送った博多出身の自由民権運動家・演劇家。 福岡の人間…