絵本 「忠度」

忠度 (絵巻平家物語)

忠度 (絵巻平家物語)

平忠度は、文武両道で、際立った人物だったのだと思う。
和歌に対する思いの深さにも胸打たれる。
人の生き方は、生き様の美しさに価値があるとすれば、忠度ほど多くの人の心に残るべき人も珍しいかもしれない。
平家一門に生まれたがために、非業の死を遂げざるを得なかったけれども、そうであればこそ、その生き様の美しさは際立ったのかもしれない。