「別冊太陽 香月泰男」

香月泰男 (別冊太陽 日本のこころ188)

香月泰男 (別冊太陽 日本のこころ188)


シベリア抑留を体験し、その絵を描いた香月泰男

この本には、シベリアシリーズ以外の多くの絵もとりあげられている。

そして、シベリア抑留の時の体験を描いたシベリアシリーズの絵の数々は、なんといっても、本当に考えさせられる、重いメッセージをあらためて感じた。

「わたしは国より家族のほうが大切であると思う。」

「私の一生のど真中でそのことがあったために、私が私になり得ようとするのに役立つ。」

という言葉は、とても深く、心に響いた。