絵本 「チョウの宝もの」

チョウの宝もの

チョウの宝もの


ある蝶(オオカバマダラ)が、幼虫に向かって、自分が経てきた長い旅の物語を語る。

その蝶は、南極や北極やアフリカや、さまざまな場所に行き、あらゆる珍しい動物たちを見た。

その様子が、とてもインパクトのあるリアルな美しい絵で描かれる。

そして、

「この世界のすべてが、宝もの。
生きものたちはみな、宝石なのだよ。」

と語る。

自らのいのちも、他のすべてのいのちも、この地球という宝もの中の宝もの。

とても美しい、すばらしい絵本だった。