野口雨情 「篠栗」


『ふるさと文学館』47巻を読んでいたら、野口雨情の「篠栗」という詩が載っていた。

篠栗八十八ヵ所は、私も以前何回か巡礼したことがあり、その風情がよく出ていて、なつかしい、良い詩だと思う。

篠栗をまたときどきは訪れたい。




野口雨情 「篠栗


遍路するなら篠栗四国
里の菜の花咲くころに


花は篠栗ありや新吉野
晴れてうれしい桜狩り


杉がなつかし篠栗こひし
山も若杉杉どころ


誰を待つやら金出川で
夏が蛍が灯をとぼす