「スリランカに昔から伝わる偈文」

スリランカに昔から伝わる偈文」


以下の偈文は、スリランカに昔から伝わるシンハラ語の偈文で、作者は不明らしい。

デニヤーイェ長老が折に触れて読んだくださり、その響きの美しさに毎回とても胸を打たれてきた。
今日、お願いして文章をアルファベットで書いていただき、家に帰ってからタイピングしてみた。

本当にすばらしい文章と思う。



Neta sänasilla buduhimiruva däkīmaya
Gata sänasilla buduhimihaṭa vandīmaya
Sita sänasilla buduhimiguna sitīmaya
Bhava sänasilla himigath maga ganīmaya


ネタ サナシッラー ブドゥヒミルワー ダキーマヤー
ガタ サナシッラー ブドゥヒミハター ワンディーマヤー
シタ サナシッラー ブドゥヒミグナー シティーマヤー
バワ サナシッラー ヒミガス マガー ガニーマヤー



(大意)



自分の目に対して最も素晴らしいこと・あでやかなことは、お釈迦様を見ること。

身体に対して最も素晴らしいこと・あでやかなことは、お釈迦様に礼拝すること。

心に対して最も素晴らしいこと・あでやかなことは、お釈迦様の徳・お釈迦様の道徳を考えること。

人生に対して、このいのちに対して、最も素晴らしいこと・あでやかなことは、お釈迦様が歩いて行った道を歩いていくこと。