こういう時こそ「新しい公共」の精神を

首相「助け合い精神で行動を」
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/03/11/kiji/K20110311000407580.html


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菅直人首相は冒頭、「国民は助け合いの精神で被害が最小限にとどまるよう行動してほしい」と呼び掛けた。
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地震の災害の状況は、まだ正確な全貌はわからないが、いずれにしろ、これから復旧のためには大きな力が必要になる地域は数多く出てくると思う。

菅首相が言うとおり、「助け合いの精神」を発揮することが、被害の痛みを最小限にし、復旧を速やかにするために最も大切なことだろう。

官民あげて、心をひとつにし、災害復旧や相互扶助に各自それぞれに努めることが大事になってくると思う。

そういえば、民主党政権になってから、「新しい公共」ということが言われてきた。

このような時こそ、「新しい公共」の内実が問われているのだと思う。

「支え合いと活気のある社会」。

そのための「自発的な協働の場」。

それが「新しい公共」ということで、この一年以上、官民挙げて協議され、宣言文も出されているが、いまいちそんなに知名度が高いというわけでもないような気がする。

しかし、その内容や理念自体は、私はけっこう良いことを言っていると思う。

新しい公共」宣言
http://www5.cao.go.jp/entaku/pdf/declaration-nihongo.pdf


政府も国民も心をひとつにして、「新しい公共」の精神に則って、災害の復旧に全力を尽くすべきではなかろうか。