「なるほど」な祖母の教えは
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1297603664804.html
私の祖母が生前よく言っていたことで、なるほどな〜っと思うことばが、いくつかある。
ひとつは、
「棺桶の蓋をしめるまで人生はわからない」
ということ。
その時は順風満帆の人も最後には没落するかもしれないし、今は苦しい状況の人もあとからは状況が変わって成功するかもしれない。
今は性格の良い人も後から悪くなる場合もあるし、今は悪い人もあとから良い人に変わる場合もある。
そんなことを教えてくれることばだったと思う。
ふたつめに、祖母がよく言っていたことばで、印象深いのは、
「禍福はあざなえる縄のごとし」
ということば。
成功や失敗は波があって誰でもどちらも避けられないし、順境も逆境もどちらも人生にはあるし、成功の時に慢心すれば失敗の原因となり、失敗の時に自分を向上させて磨けば成功の原因になる、ということだと思う。
この二つは、折々思い出しては、いろいろ教えられる気がする。
あと、うちの祖母は、夏の甲子園をテレビで見ながら、よく「勝つも青春、負けるも青春」と言っていた。
若い時は、勝とうが負けようが、なんであれ、良い思い出になり、良い経験になる、っていう意味だろうと思う。
亡くなってからもう七年近くになるけれど、なんだかなつかしいし、思い出すといろんなことをあらためて教わるなあと思う。