映画 大地と自由

そういえば、あれはいつ見たのだろう。
だいぶ昔、衛星放送で、スペイン内戦を描いた映画を見た。

タイトルも忘れてしまっていたのだけれど、ネットで検索をしてみたら、ストーリーから考えて、たぶん「大地と自由」という映画だったのだと思う。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E3%81%A8%E8%87%AA%E7%94%B1

記憶だと、アナーキストトロツキストの部隊が主人公たちで、義勇兵としてスペインのためにと思って戦場にやってきて、前線で勇敢に戦う。

しかし、前方のファシストとの闘いだけでも精一杯なのに、後方のスターリン主義共産主義者たちから、まったく弾薬や補給が来ない。
しかも、後方のそうした共産主義者たちは、町でのうのうと安全に過ごしていて、前線の苦衷をまったく察していない。

しかも、最後は、トロツキストとして、それらスターリン主義共産主義者たちから、主人公達は粛清されるという結末だった。

細部の筋は忘れてしまったけれど、なんだか見てて暗澹たる気持ちになったものだ。

スペイン内戦は、そうしたことを考えると、決してファシスト共産主義の闘い、というだけのものではなかったと思う。

むしろ、この時に、その二つを叩いておくことができたらよかったのに、と思うけれど、それは無理だったのだろうか。。

そういえば、昔、「誰がために鐘は鳴る」という映画も衛星で見た記憶がある。
あれもスペイン内戦についての映画だった。
だいぶ前に見たので、なにせあんまり筋は覚えてないのだけれど、良い映画だった。