先日、「優しい嘘」ということについて書いてある文章を読んで、ふと考えさせられた。
・日本とアメリカの関係を「同盟」と呼ぶこと
・日米安保の対象が「極東」であること
なども、「優しい嘘」のうちに入るのだろうか。。
古くは占領軍を「進駐軍」と呼び、敗戦を「終戦」と呼んだことなども、優しい嘘の最たるものだったかもしれない。
今年明らかになった日米核密約なども、60年代に締結された頃は、日米当局者双方「優しい嘘」のつもりだったのかもしれない。
日本が「独立国」であることも、「国民主権」であることも、ひょっとしたら「優しい嘘」なのかもしれない。
優しい嘘は、いつの間にやら真実を見失い、責任感や思考力を奪う場合があるので、いかにそれが優しいものであろうと、自由人にはふさわしくないものかもしれないので、注意が必要かもしれない。