健康法について

スリランカなどの上座仏教の国には、ウポーサタという習慣がある。
ウポーサタとは、毎月四回ほど満月や新月の日に、正午以降断食し、娯楽などを控えて、瞑想や仏教の勉強をして過ごすという習慣である。
私も昨日は正午以降断食して過ごしてみたら、とても調子が良い気がする。
ときどき、胃腸を休めることは、健康にとってとても良いようだ。


スリランカの人々は、ほとんど内臓系の癌になる人がおらず、日本人にかくも癌が多いことを聞くとスリランカの人々は驚くそうだ。
おそらくはウポーサタの習慣や食生活が良いことや仏教がきちんと機能してあまりストレスが存在しない社会であることが大きいのではないかと思われる。


ちなみに、ウポーサタは正午以降、食べ物もそうだけれど、加熱した飲料も飲まない。
水はOKなのでそこまできつくはないのだけれど、お茶やコーヒーは飲まないことになっている。
昨日は、日ごろいかに自分が、お茶や紅茶やお菓子などを四六時中飲んで食べているかとあらためて気づいた。
やっぱときどきは、刺激物をとらず、胃腸を休めた方が良いのだろう。


あと、昨日今日は、やっとほぼ完全に自彊術ができるようになった。
自彊術というのは、昔九大の池見先生という方が広めた、三十一の動作でできている体操術である。
今までは、手術した後が痛くて、自彊術の動作のいくつかがどうしてもできなかったのだけれど、ほぼ完全にできるようになった。
まだかすかな痛みが多少あるけれど、ほぼ完全に回復したようで本当に良かった。
健康というものは本当にありがたいものである。


時折正午以降は断食し、自彊術をせっせと行っていけば、だいぶ健康に良さそうな気がする。
あとは、やっぱり、ストレスを自分なりにうまく処理していくことなのだろう。