古谷三敏 「浮世床」

浮世床―マンガ日本の古典 (30)

浮世床―マンガ日本の古典 (30)

面白かった。

床屋で、えんえんと他愛もない会話を続ける主人公。
ところどころ、笑わされる。

江戸期の庶民ってのは、「東海道中膝栗毛」を読んでもこれを読んでも、のほほんと楽しく、そして意外と大人で、おおらかに楽しく生きていたんだろう。
そういう感覚ってのは、本当はとても大切なことかもしれない。