- 作者: 松谷みよ子
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 1985/06
- メディア: 単行本
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これも、涙なしには読めない絵本だった。
広島の、灯篭流し。
それは悲しくも美しい光景。
しかし、明け方、主人公は幻を見る。
灯篭に乗って、あの日、燃え、焼け焦げて死んでいった、多くの人々の、それぞれの姿を。
本当に、彼らは、核兵器がなくなるまでは、無念で無念で、とても安らかには眠っていられないのかもしれない。
そのことを、私たちは忘れてはならないのだと思う。
これも、涙なしには読めない絵本だった。
広島の、灯篭流し。
それは悲しくも美しい光景。
しかし、明け方、主人公は幻を見る。
灯篭に乗って、あの日、燃え、焼け焦げて死んでいった、多くの人々の、それぞれの姿を。
本当に、彼らは、核兵器がなくなるまでは、無念で無念で、とても安らかには眠っていられないのかもしれない。
そのことを、私たちは忘れてはならないのだと思う。