- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2008/04/11
- メディア: DVD
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かれこれ二十年ぶりぐらいに見た。
ところどころ覚えていたけれど、ほとんど細部は忘れていたので、あらためてとても面白かった。
今ではとても無理なぐらい、豪華なつくりで、CGがない時代だけに、細部まで手作りの再現セットと膨大なエキストラで映像がつくられているのがすごい。
三時間半ぐらいあるけれど、さすがに全然退屈せずに一気に見た。
昔見た時はよくわからなかったけれど、この作品は、究極的には怒りではなくて許しがテーマだったんだなぁと思った。
イエスが直接は顔は映らず、後姿だけでしばしば登場するのだけれど、それだけにかえって印象深い。
ローマ帝国と古代イスエラエルと、あらためて興味深い歴史だなぁと思った。
にしても、この前は南北戦争の歴史の本をせっせと読んでたら「風と共に去りぬ」がテレビであって、最近ひさしぶりに聖書を読んでたら「ベン・ハー」がテレビであるとは。
偶然の一致というか、ラッキーというか。
こういった歴史モノを見ていると、いつの世もどの人の人生も大変で、どうにもならない恩讐を抱えて生きてんだろうなぁと思う。
そして、大抵の場合、どの時代と比べても、今はそれなりに良い面も多い時代なのだろう。
そんでもって、今の時代もなんとかかんとかうまく乗り越えていかんとなぁと思う。