映画　「スラムドッグ＄ミリオネア」

面白かった。

インドのスラム街の貧しさと大変さに、あらためて絶句する。

現実の世の中は、この映画のように、一発逆転でクイズ番組で大金持ちになる、ということはめったにないのかもしれない。

しかし、この主人公たちのように、大変な境遇でも一生懸命生きている人々は、それこそインドに、また世界中に、たくさんいるのだろう。

できれば、こうしためったにないクイズ番組による一発逆転ではなく、幅広く、安定的に、貧しいスラムの子供たちがちゃんとした境遇になれるようなケアが行われる世になって欲しいものだ。

それにしても、インドの格差社会というのは、本当に想像を絶する。
この一躍大金持ちになった主人公の青年の後日談が、フィクションとはいえ、あって欲しい気がする。
できれば、やっとめぐりあった恋人と幸せになって欲しいし、自分と同様の境遇の人々のためにせっかく得た大金の力を生かすようであって欲しいものだ。