九死に一生を得ました

九死に一生を得ました
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九死に一生を得ました、というほどでもないけれど、このコラムを読んでいてふと思い出したこと。


ひとつは、あるぐねぐねカーブが続く道を、雨の日に自動車を運転していた時のこと。


いきなり向こうから、こちらの車線に車が逆走して突っ込んできた。


山道のカーブばかりの道で、前方の視界がきかないのに、車線をはみ出て前の車を抜こうとしてきたようだった。


なんだか、その時は、前もって嫌な予感がしてかなりブレーキをかけながらゆっくり目のスピードで進んでいた。


あと、二、三秒タイミングがずれてて、私がスピードを出してたら、正面衝突していただろう。

なんとかこっちが急ブレーキをかけて、向こうは前の車を抜いて自分の車線に戻り、間一髪でぶつからずに済んだ。


あれは、今考えてみれば九死に一生を得た経験だったかもしれない。


もうひとつ、九死に一生を得る、というほどじゃないけれど、ヒヤッとしたことが一度。


かなり深夜に路地を自転車で通っていたら、前から不審な人が来て、なんと片手に包丁の刃物を持っていた。
狭い路地で逃げ道がないけれど、こりゃたまらんと思ってなるべく普通に落ち着いて、よけながら横を少し離れて通り過ぎ、通り過ぎたあとは全速力で駆け抜けた。
間違いなく、手に持っているのは刃物だったし、なんだかちょっと頭がいかれたっぽい雰囲気の人だった。
べつに翌日の新聞を見ても、特に何の報道もなかったので、誰か他に被害にあったわけでもなかったようなので良かった。
にしても、あれも肝が縮んだ経験だった。


他にもいくつか、ヒヤッとしたことは今まであった。
そうこう考えると、意外と自分は運が良くて、なにがしか大きな力みたいなものに守られているのかもしれないなぁと思う。
私は手相もちょっとだけ変わっていて、聞けば、奇跡的に大きな事故などで生き残る人の手相だそうである。
幸い、今のところ大事故に巻き込まれたことはないので、その力を発揮せずに済んでいるし、できればずっとそうであって欲しいけれど、とにもかくにも、自分は運がいいんだろうなぁとは思う。