一度暮してみたい時代は?
http://news.ameba.jp/20120412-411/
その時代に生まれるとして、どのような地位や立場かで、同じ時代でも全然享受するものは違ってくるのかもしれない。
とりあえず、ほどほどの暮らしができると仮定すれば、大正などはけっこうおもしろそうだと思う。
他は、戦後の一昔前ぐらいが、わりと良い時代だったのだろうか。
戦国時代や鎌倉・室町は苦労が多そうだ。
幕末も、命がいくつあっても足りなそうだし、実際は随分苦労が多かったろう。
明治も、いろんなプレッシャーや苦労が多そうである。
江戸時代は武士に生れてしまったら窮屈そうだし、農民は飢饉の時は悲惨そうだ。
町人は裕福だったら楽しいかもしれないけれど、馬鹿な武士に頭を下げねばならないと思うと腹が立ちそうである。
下手に西洋に憧れすぎると、あらぬ疑いや取締りを受けそうなところも窮屈そうだ。
要するに、大正と戦後〜今ぐらいが、比較的良い時代のような気がする。
たぶん、あんまり良い時代など、そうそうないのだろう。
ただ、苦労は多かったのかもしれないけれど、案外と、平安末にしろ、戦国時代にしろ、人々は明るかったような気がする。
詩歌を読んでても、絵巻や屏風絵を見ていても、そういう印象を受ける。
結局、どの時代や社会でも、人はそれなりに楽しそうに逞しく生きているし、結局は自分次第ということだろうか。