スマナサーラ長老・養老孟司 「希望のしくみ」

希望のしくみ

希望のしくみ

・ わからないことを教えるのが教育。答えを教えるのではなくて、わからない問題に向き合っていく方法論を教えるのが教育である。

・ 予定通りの人生なんてのは死んだも同然。マニュアルの、予定通りの人生なんてのは、そもそもありえない。ちょっと先のこともわからない=無常なのが、人生の実態である。

・ まず自分が楽しくなりなさい。それから、皆にも楽しみを与えるのだ。それが人生だ。

・ 30分ごとの、短くきった計画で生きてみる。

・ 物質も単なるいくつかのエネルギーの波動である。

・ 集中力を育てる。心を育てる。

・ 後悔しないことが大事。後悔とは、やりたかったのにやっていない、ということ。

・ 変わりたくないと思っている自分の気持ちを自覚し、日々に変わるように努める。

・ 苦しみとは、現実をありのままに受け入れないこと。

・ 簡単でつまらないように思える、単純なことをこそ、自分の仕事としてやってみると良い。できることをやること。

といったことが、書かれていて、おもしろかった。

特に、なるほどーっと思ったのは、自分にとって、簡単で単純なつまらないことをこそ、自分の仕事としてきちんとやる、という勧め。
なるほどと思った。